心筋梗塞の前兆で必ず胸の痛みに襲われるというのは大違い!?映画で勘違いしていた驚きの家庭の医学新常識です。

思い込みやイメージだけに振り回されないで、正しい知識を身につけましょう。

映画「デスノート」での胸に痛みを伴う心臓麻痺の表現。実はあれ、ウソなのです。

「デスノート」という映画を覚えているでしょうか?もともと週刊少年ジャンプで連載していた大人気漫画を実写映画化したストーリーです。

主演を藤原竜也さん・松山ケンイチさんが務め、興行収入80億越えのメガヒット作品です。上映から10年たった今でも広く愛され、今度2部が上映されるとのことで私も楽しみにしています。

さて、デスノートといえば「ノートに名前を書いた人間が死ぬ」というルールがあります。死因なども書き込めますが、書き込まないと心臓発作で死んでしまいます。出演者がもがき苦しむ様の迫力に息を呑みますが、実はこれ、間違いなんです。

心臓麻痺の原因の症状の1つに、心筋梗塞があります。心筋梗塞とは心臓の動脈である冠動脈が動脈硬化して血管が固くなり、心臓の細胞が壊死してしまうことを言います。それが原因で突然死である心臓発作となるのです。

こう聞くと相当苦しそうに感じます。確かに胸の痛みは心筋梗塞に一番多い症状ではありますが、それに加えて息苦しさや呼吸困難、吐き気や冷や汗といった症状が最も典型的なケースだとされています。

そもそも心臓麻痺の原因となる心筋梗塞とは、どんな病気なのでしょうか?

心臓発作の新常識

また、胸の痛みも激しいとは限らず「胸が締め付けられるようなカンジ」と表現する人もいますし、胃痛だと勘違いして「胃の不快感だと思っていたら心筋梗塞だった」というケースも珍しくありません。

また、放散痛と言って、病気の原因部位とは全く違う場所に症状が現れるということもあります。歯が痛くて歯医者に行ったけど原因が分からない。一応内科に行ったら心筋梗塞の前触れだった。なんてこともあるのです。

そして、最も恐ろしいのが前触れのような症状が現れないパターン。痛みも不快感もなく、心電図検査に行って初めて分かったというケースもあるのです。

高齢者や糖尿病患者は特に痛みを伴わない心筋梗塞が多く、75歳以上の急性心筋梗塞の50%は胸の痛みがないと言いますから、相当怖いものです。

思い込みやイメージだけに振り回されないで、正しい知識を身につけましょう。

  • 映画でよくある痛みを伴う心臓麻痺のシーン、実はあれウソなんです。
  • 心臓麻痺の原因の1つである心筋梗塞は、吐き気や呼吸困難も伴います。
  • 胸の痛みも激しいものだけではなく締め付けるようなものや、歯が痛くなることも。
  • 心筋梗塞は、全く痛みを伴わないパターンだって意外と多いのです。


心筋梗塞は痛みを伴う。このイメージに囚われえいれば病気を見逃してしまうこともありますからご注意を。

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