人間の本質を学ぶにはイソップ童話を読む

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イソップ童話を幼い頃に読んだことがある人はたくさんいらっしゃると思います。

童話と一言で言っても、様々な種類があります。

ドイツ人であるグリム兄弟によって書かれた、白雪姫やラプンツェルのお話で有名なグリム童話。

デンマーク人の小説家であるアンデルセンによって書かれた、人魚姫のお話で有名なアンデルセン童話。

この2種類の童話とイソップ童話を、よく並べて考えられる方が多いのです。

しかし、<グリム兄弟とアンデルセンは19世紀の作家ですが、イソップは2000年以上前のお話。

イソップ童話は実際には紀元前6世紀に、ギリシアの作家アイソーポプによってつくられたものなのです。

読み返してみると、さすがは元奴隷の身分が書いた文章ながら、人間の本質をよく表しているのです。

「北風と太陽」では、とある旅人の上着を脱がせた方が勝ちだという勝負をします。

北風は強い風を起こすことで相手の上着を吹き飛ばそうとしますが、結局は太陽が旅人を暖かくしたために旅人が脱いだ。

ここで教訓としてあるのは、他人に何かをさせたいときは強制的にさせるのではなく、そうしたいと思わせることだというものです。

アリとキリギリスもそうです。

夏の間も冬に向けてコツコツと食べ物を集めていたアリと、遊んでばかりいたキリギリス。

結局はキリギリスは飢えて、アリに助けを求め、きちんと働くと心に決めるというお話です。

これも、真面目さがなければ身を滅ぼすという教訓があります。


古人の残した心理は、他者に向けての基本的な心得ともいえます。

読み上げ時間:約105秒/斜め読み時間:約31秒

※イット!オレンジ文字ななめ読み推しの理由

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